第二種電気工事士 試験合格に向けた勉強法紹介!

*2022年9月8日(木)

第二種電気工事士 下期筆記試験が2022年10月30日(日)に行われます!!
第二種電気工事士 下期試験の申込期間は「8月22日(月)~9月8日(木)」です。
*筆記試験免除で申込みされる方もこの期間の申込みとなりますのでご注意ください。




第二種電気工事士 筆記試験概要

第二種電気工事士試験には「筆記試験」と「技能試験」の2つの試験があり、
筆記試験合格者は技能試験を受験する資格が得られ、筆記試験と技能試験の
両方に合格すると第二種電気工事士資格が取得できます。
したがって、まず初めに筆記試験に合格することが第二種電気工事士試験合格への最初の関門であり、筆記試験は下記のような試験となっています。
  • 出題数 :50問
  • 配点  :1問2点 (計100点)
  • 合格ライン : 60点
  • 試験時間 : 120分
  • 解答方法 : マークシート(四肢択一)

※合格ラインは年によって多少前後する場合もあります

合格ラインは100点満点の60点前後となるため、極端に言えば「50問中30問に正解すれば良い」ということになります。
したがって、筆記試験で100点に近い高得点を取る必要はなく、70~80点以上をコンスタントに取れるような勉強をしておくことが合格する確率を高めると言えるでしょう。

勉強のすすめ方

    第二種電気工事士の筆記試験問題は出題分野ごとにおおよその配点が決まっており、毎回同じような構成で出題されています。問題が出題される順番や、分野ごとの出題数は、例年大体同じです。上記を勘案すると、筆記試験対策としては過去問題を多く解いて、問題になれることが一番の近道と言えます。
    ただ、過去問を解き始める前の準備として、まずは参考書をひと通り読むことは非常に大切です。最初から過去問を解いたとしても、内容が理解できないため非効率的です。ある程度でいいので、参考書に書いてあることを理解した上で、過去問に取り組むようにしましょう。
    JTEXの通信教育テキストは初学者の方にもわかりやすい内容で、体系的に知識を得ることが可能です。電気の基礎の基礎から学べますので、過去問を解く前のインプットに最適といえます。

合格に向けた分野別勉強法

1・電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の勉強法
    この分野は「暗記問題」ですので、ひたすら参考書を読んで覚える必要がありますが、暗記といってもただやみくもに覚えるのではなく、大事なことは工具や測定器、器具などの「写真」「名称」「用途」をセットで覚えていくことです。必ずセットで覚えるまで、何度も何度も参考書を読み込んでください。
    また、鑑別では似ている写真について問う問題もありますが、それぞれ必ず違いがありますので、その違いに注意しながら覚えていくことも重要です。
2.配線図の勉強法
    配線図では、図記号に関する問題が出題されます。
    こちらも暗記しておくことで簡単に点数を稼げる問題です。配線図の図記号はたくさんあり、暗記するのは大変ではありますが、似たような図記号をまとめて覚えてしまうのが暗記する際のポイントです。過去問題については、過去10~15年くらいの間に出題された問題を繰り返し解くことで、暗記した知識が定着してくるでしょう。
3.その他分野の勉強法
    「電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」「配線図」分野の勉強が進んできたら、「他の暗記分野」や「計算問題分野」にも範囲を広げて行きましょう。
    計算問題は毎年8問前後の出題がありますので、苦手に感じる方も計算問題を捨ててしまうのではなく、半分くらい得点できるように過去問の傾向と計算式を覚えておくことも必要です。また、筆記試験対策全般において重要なポイントは、間違えた問題は放置せず、その日のうちになぜ間違ったのか確認して、知識の定着を図ることが合格への一歩となることでしょう。

最後に

ここまで第二種電気工事士 学科試験に向けての勉強法をお伝えしてきました。

人々が電気を使用して暮らしていく限り、電気工事の仕事がなくなることはありません。最近では太陽光などを使用した、次世代エネルギーに関する電気工事やインターネットの普及に伴う電気や通信設備に関する電気工事もニーズが高まっています。日々の生活の大部分において電気が利用されている現状を踏まえると、電気工事士の活躍する場はこれからも増えていくものと思われます。
思い立った方は、ぜひ第二種電気工事士資格を取得してみてください。

JTEXでは下記の第二種電気工事士対策の通信教育講座ご案内が可能です。
合格に向けての一助としてご活用ください。

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2022年9月8日