QC検定(品質管理検定)3級合格に向けた勉強法紹介

*2022年12月22日(木)



ここでは「QC検定を取得したいが、どのように勉強を進めればいいのかわからない」と悩まれている方へ、試験範囲や、合格に向けた勉強方法を、受検者数の大半を占めるQC検定3級に絞って解説していきたいと思います。
難易度的には独学での合格も可能な資格ですので、実績のあるオリジナルテキストを使用した「JTEX通信教育」もご活用ください。

QC検定3級 合格ライン

QC検定は「品質管理の知識や手法」を評価する検定です。1級から4級まで難易度別に分かれており、3級では基本的な品質管理の知識を問う問題が出題されます。
合格に必要なラインは「出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること」とあり、下記を全てクリアすれば合格できると考えられます
【合格ライン】
  • 手法分野:50%以上正解
  • 実践分野:50%以上正解
  • 手法分野と実践分野を合わせて:70%以上正解

QC検定3級 出題内容

QC検定3級の出題内容は「品質管理の実践」「品質管理の手法」です。

4級で出題される「企業活動の基本分野」は3級にはありませんが、その分2つのカテゴリの内容で難易度を高めた出題がなされます。

「品質管理の実践」では、「QC的なものの見方・考え方」「品質の概念・管理方法」「品質保証」「品質経営」などの内容が中心で、プロセス重視の考え方や、データに基づくアプローチ、因果関係についてといった基本的な概念や、言葉の定義といった問題が出題されます。

「品質管理の手法」では、試験範囲からまんべんなく問題が出題されますが、出題数が特に多いのはQC七つ道具に関する問題です。そのため、QC七つ道具、新QC七つ道具は重点的に勉強する必要があるでしょう。

勉強のすすめかた

「品質管理の実践」に関しては、テキストを読み込み、基本的事項を覚えていくという、いわゆる暗記作業です。
出題頻度の高い用語や範囲をテキストで確認し、わからない用語が出てきた際には、都度確認していくことが重要です。時間の取れるときにテキストに目を通し、継続的に過去問を解くことを繰り返しましょう。

JTEX通信教育講座においては「品質管理の実践」は1,2か月目の学習にあたり、項目ごとに重要度を3段階に分けて案内しています。また、出題頻度の高い用語等も一目でわかるように工夫して編集されていますので、暗記も苦にならず、学習を進めることが可能です。

「品質管理の手法」に関しては、統計や相関関係の分析など実際のデータを読みながら問題に答える形式の出題となっています。
「データの取り方」に関しての公式としては「平均値」「メディアン」「平方和」「不偏分散」「標準偏差」「変動係数」の6つです。ここでは、公式を確実に覚えるとともに、データの種類を明確にできるようにする必要があります。
また、出題数が特に多いのは「新旧QC七つ道具」に関する問題です。
「QC七つ道具」において効率的な学習を進める上では

    「1,文章ではなく図で特徴を押さえる」

    「2,ヒストグラムの計算を覚える」

という2点が重要です。

文章ではなく図で覚える理由は文章で暗記をするのには時間がかかるので、図で特徴を押さえてから文章で要点を理解する方法が効率的だからです。QC七つ道具の中でも「管理図」は出題頻度が高い箇所であり、XーR管理図、np管理図、p管理図が出題されます。ここをしっかりと理解しておくことで合格へ近づきます。

「新QC七つ道具」においては、新和図法、関連図法、系統図法の違いを理解しておくことが必要です。3級では名称と図の使用理由のみが出題されますので、しっかりと時間をかけて3つの違いを押さえておきましょう。

JTEX「QC検定対策通信教育講座」は、図を豊富に使用した、2色刷りのわかりやすいテキストと、ていねいな解説、また、各章ごとに厳選された練習問題を解くことにより、効率的に合格へ向けた勉強ができます。
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2022年12月22日