QC検定®(品質管理検定®)合格に向けての勉強法を詳細解説!

*2023年7月21日(金)

今回のメルマガでは「QC検定®を取得したいが、どのように勉強を進めればいいのかわからない」と悩まれている方へ、試験範囲や、合格に向けた勉強方法を、受検者数の大半を占めるQC検定®3級に絞って解説していきたいと思います。

難易度的には独学での合格も可能な資格ですので、実績のあるオリジナルテキストを使用した「JTEX通信教育」もご活用ください。




 
第36回の試験日まであと2か月、合格へ向けて、万全な試験対策で臨みましょう!

≪QC検定®3級 合格ライン≫

QC検定®は「品質管理の知識や手法」を評価する検定です。

1級から4級まで難易度別に分かれており、3級では基本的な品質管理の知識を問う問題が出題されます。
合格に必要なラインは「出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること。」とあり、下記を全てクリアすれば合格できると考えられます。

【合格ライン】
  • 手法分野:50%以上正解
  • 実践分野:50%以上正解
  • 手法分野と実践分野を合わせて:70%以上正解

≪QC検定®3級 合格率と難易度≫

QC検定®3級の合格率は年によってバラつきはあるものの、近年は大体50%程度で推移しており、極端に合格が難しい資格ではありません。

前述したとおり、品質管理の基本的な内容を理解していけば合格できる資格といえます。高校生も取得対象となっているレベルですので、難易度的には通信教育等を活用して学習を進めていけば、独学でも合格可能です。

QCについて全く知識がないという初学者の方は、一度4級のテキストを読んでみると3級の内容も頭に入りやすくなるかもしれません。

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≪QC検定®3級 出題内容≫

QC検定®3級の出題内容は「品質管理の実践」「品質管理の手法」です。 4級で出題される「企業活動の基本分野」は3級にはありませんが、その分2つのカテゴリの内容で難易度を高めた出題がなされます。

    「品質管理の実践」では、「QC的なものの見方・考え方」「品質の概念・管理方法」「品質保証」「品質経営」などの内容が中心で、プロセス重視の考え方や、データに基づくアプローチ、因果関係についてといった基本的な概念や、言葉の定義といった問題が出題されます。
    「品質管理の手法」では、試験範囲からまんべんなく問題が出題されますが、出題数が特に多いのはQC七つ道具に関する問題です。そのため、QC七つ道具、新QC七つ道具は重点的に勉強する必要があるでしょう。


≪学習時間の目安≫

勉強時間は学習開始前の品質管理知識にもよりますが、初学者の方ですと2カ月程度の学習期間で、1日あたり2時間を目標に継続的な勉強を続けることが望ましいです。
時間でいうと50~100時間位の勉強時間が目安です。
日々の業務で品質管理にたずさわっていて、知識が身についている方であれば、1月程度、毎日1~2時間位の勉強時間でも合格することは可能かと考えられます。

≪勉強の進め方≫

「品質管理の実践」に関しては、テキストを読み込み、基本的事項を覚えていくという、いわゆる暗記作業です。出題頻度の高い用語や範囲をテキストで確認し、わからない用語が出てきた際には、都度確認していくことが重要です。時間の取れるときにテキストに目を通し、継続的に過去問を解くことを繰り返しましょう。

JTEX通信教育講座においては「品質管理の実践」は1,2か月目の学習にあたり、項目ごとに重要度を3段階に分けて案内しています。また、出題頻度の高い用語等も一目でわかるように工夫して編集されていますので、暗記も苦にならず、学習を進めることが可能です。

「品質管理の手法」に関しては、統計や相関関係の分析など実際のデータを読みながら問題に答える形式の出題となっています。
「データの取り方」に関しての公式としては「平均値」「メディアン」「平方和」「不偏分散」「標準偏差」「変動係数」の6つです。ここでは、公式を確実に覚えるとともに、データの種類を明確にできるようにする必要があります。

また、出題数が特に多いのは「新旧QC七つ道具」に関する問題です。

「QC七つ道具」において効率的な学習を進める上では「①文章ではなく図で特徴を押さえる」「②ヒストグラムの計算を覚える」という2点が重要です。文章ではなく図で覚える理由は文章で暗記をするのには時間がかかるので、図で特徴を押さえてから文章で要点を理解する方法が効率的だからです。QC七つ道具の中でも「管理図」は出題頻度が高い箇所であり、XーR管理図、np管理図、p管理図が出題されます。ここをしっかりと理解しておくことで合格へ近づきます。

「新QC七つ道具」においては、新和図法、関連図法、系統図法の違いを理解しておくことが必要です。3級では名称と図の使用理由のみが出題されますので、しっかりと時間をかけて3つの違いを押さえておきましょう。

≪まとめ≫

ここまで読んでいただき、大まかな試験勉強方法はご理解いただけたかと思います。
あとは実践あるのみです!
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2023年7月21日