2022年度から電験三種の試験制度が変更になり、チャンスが2倍に!

*2021年11月4日(木)

2022年度から、電験三種の試験制度が変更になることをご存知ですか?
これまで年に1回実施されていた試験が年2回となり、
さらに2023年度からは、CBT方式が導入される予定です。

新試験制度は受験者にメリットの多い制度です

今回の試験制度の変更は、以下のとおりです。
詳細は2021年度中に、電気技術者試験センターが発表することになっています。



CBT方式とは、Computer Based Testingの略で、コンピューターを使った試験方式です。テストセンターに行ってパソコン上で受験します。新しい試験方式として、国家資格ではすでにITパスポート試験や基本情報技術者試験(FE)などで導入されています。
これまで電験三種は年に1回限りの試験日で、試験会場も試験センターから指定されていました。試験は例年9月初旬の日曜日に実施されており、急な仕事が入ったりすると、受験を断念せざるを得ませんでした。また、地方などでは試験会場も限られており、不公平感もありました。しかし新制度では、受験者が自分の都合に合わせて試験日や会場を選ぶことができ、受験機会を平日に拡大するなど、受験者に多くのメリットがあります。

試験制度の変更は 人材不足の解消 = 電気主任技術者を増やすためです

今回の試験制度変更の背景には、電気主任技術者の人材不足があります。
電気主任技術者等の電気保安人材は減少傾向にあり、また高齢化が進んでいることから、将来的な人材不足が予想されています。
太陽電池発電や風力発電などの再エネ発電設備が急速に増加し、事故件数も増えていることから、安全の確保が喫緊の課題となっています。
地震や台風など自然災害が激甚化し、自然災害に対応できる人材の確保が必要です。
そのため、「合格者の質を落とさずに、有資格者を増やす」方向に舵を切ったことが、今回の試験制度変更の背景にあります。

(参考資料:経済産業省「電気保安制度をめぐる現状と課題」
令和2年7月10日 産業保安グループ 安全保安課より

新制度により最短距離での合格がねらえます

科目合格制度は、4科目(理論/電力/機械/法規)の一部の科目に合格すれば、3年以内は合格した科目が免除される仕組みです。つまり3年間に4科目取得すれば、電験三種合格となります。
今回の試験制度変更で、科目合格制度は3年のまま、受験のチャンスが2倍に増えます。これまで3年間でチャンスは3回しかありませんでしたが、6回に増えたことで、計画的に学習を進めれば、最短距離での合格が可能となります。
例えば、次のように半年ごとに科目合格すれば、2年で合格することができます。仮に不合格になった科目があったとしても、3年目に2回のリベンジ受験ができます。



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◎編集者から◎

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2021年11月4日